'15-10-29 〈民法改正対策委員会〉物権法改正シンポジウム(12月5日)のご案内

物権法改正シンポジウム
『共有法制の明日を考える~空き家問題から考える共有法制の問題点~』開催のご案内




【開催趣旨】
 民法において「共有」は、一物一権主義の例外、つまり単独所有の原則に対する暫定的な所有形態として扱われて、共有物分割の自由を認めることで、その共有関係の速やかな解消を促してきたと考えられています。
 しかし社会・経済活動が高度化・複雑化しているなか、所有のあり方についても多様化が進み、共同の目的を達成するために共同所有することも少なくなく、共有を例外とする従来の考え方は、こういった共有関係に安定性を求めるような要請に合致しなくなっているのかもしれません。
 シンポジウムでは、第1部では不動産公示制度論や物権法を専門としている早稲田大学法学部教授の大場浩之先生をお迎えして、登記と共有をテーマに講演していただきます。
 第2部以降では、「空き家問題」を通じて、共有物の管理・変更と分割においてどのような問題が生じているかを明らかにし、判例法理の分析と諸問題点の検討を進めるとともに、共有法制度のあり方について探っていきます。
 みなさまのご参加をお待ちしております!


【開催概要】
対 象:全青司会員・東京青司協会員、司法書士会員
期 日:2015年12月5日(土)13時00分~16時45分
会 場:弘済会館『菊の間』(JR四ッ谷駅「麹町口」より徒歩約5分)
    http://www.kousaikai.or.jp/hall/access.html

【プログラム】(内容は変更する可能性があります。)
第1部「登記と共有」(13:30~15:00)
      講 師  早稲田大学法学部教授 大場浩之先生
第2部「空き家問題から考える共有法制の問題点」(15:10~15:35)
      東京青司協 民事法改正対策委員会
第3部「共有法制の明日を考える~管理・変更・分割を中心に~」・総括(15:35~16:45)
      全青司 民法改正対策委員会
※その他の詳細につきましては申込書をご覧ください。

【申し込み方法】
 下記よりご案内をダウンロードしてお申し込みください。
 また、定員に達した時点で受付を終了させていただきます。

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