'16-10-21 2016全国一斉労働トラブル１１０番（１１月２７日）を開催いたします！

２０１６全国一斉労働トラブル１１０番　
～過重労働・違法労働・労働者の切り捨てを見逃さない！～


【開催概要】
　日　　時 ：平成２８年１１月２７日（日）午前１０時～午後５時
　電話番号 ：０１２０－６１０－４５６ （通話料無料）
　相談方法 ：電話相談
　相談内容 ：◇労働相談全般（賃金、残業代、解雇、セクハラ・パワハラ・マタハラ、ブラック企業問題、違法派遣問題等）
　　　　　　　　◇借金問題　◇住居問題　◇生活保護・生活困窮者自立支援法　◇離職者支援制度の紹介
◆電話会場
　全国１５カ所（福島、秋田、東京、埼玉、千葉、茨城、群馬、山梨、岐阜、京都、兵庫、福岡、佐賀、鹿児島、沖縄）
　上記会場にて全国からの電話相談を承ります。

【開催趣旨】
　　当協議会は、全国の約２，８００名の若手司法書士からなる団体です。当協議会では、市民の権利擁護活動の一環として、
かねてより多重債務問題・生活保護に関する相談対応を続けて参りましたが、労働問題はこれらの貧困問題の根源とも言え
る問題であり、労働者の権利を守る事は、暮らしのセーフティネットの担い手となる司法書士としてまさに最重要課題と位置
づけております。
　ところが、近年ではブラック企業やブラックバイトという言葉に代表されるような劣悪な労働環境で働くことを余儀なくされ
ている労働者も多く存在しています。一方で、国会では、派遣労働の常態化の危険性を孕んだ労働者派遣法の改正法案
が昨年成立し、非正規労働者の固定化による格差の拡大を深刻なものにするとの指摘がなされています。さらに、一部の高
額所得者について残業代を払わないですむよう、労働基準法上の労働時間法制の適用外とする趣旨の改正案を成立させよう
とする動きが根強くあります。同法案は、最近でも長時間労働を原因とする若い労働者の過労自殺の労災認定の報道がなさ
れたように、違法な長時間労働を是正せぬまま成立させることにとても危険性を含んだものです。
　そこで、このような現状の中、当協議会では、勤労感謝の日を迎えるに当たり、労働者の生の声を聴き、抱えている労働ト
ラブルについて法的支援を行い、労働者としての権利を守り、労働者の生活を守るため、全国一斉の１１０番を企画しました。
　本１１０番においては、電話による法的助言をするにとどまらず、相談者の希望に応じて、相談者の最寄りの当協議会会員
を紹介し、継続的な支援（例えば、雇用主等を相手方とする交渉、訴訟等の法律行為、及び生活保護申請支援など）を行っ
ていきます。
　 一人でも多くのかたのご相談をお待ちしております。どうぞご利用ください。