全国青年司法書士協議会 会長 半田 久之

全国青年司法書士協議会(以下「全青司」)は、全国約2,600名の青年司法書士から成り、「市民の権利擁護および法制度の発展に努め、 もって社会正義の実現に寄与することを目的とする」(会則第2条)団体です。

2019年3月、埼玉・川越の地で開催された総会において決定した事業テーマは「一人一人の市民の幸福追求のために~使命の体現者として、憲法的視点とその実践を通じて、次の50年を展望する~」です。

現在、司法書士法に使命規定が設けられようとしています。全青司は、使命を実践する取り組みを通じて、使命規定に魂を込める活動、正に「使命の体現者」たる存在になる必要があります。

社会に目を向ければ、「新しい階級社会」と指摘されるほど格差が深刻な状況にあります。私達が取り組んでいる110番活動などでも、生活保護の連続した切り下げ、非正規労働者の増加・長時間労働、養育費の支払いが滞るなどにより、生活がままならない状況を目の当たりにしています。私達は、これらに対して、日常的に相談を受ける体制(全青司ホットライン)を強化し、事例分析等行い、憲法と人権保障により適合的な制度に改善するための提案につなげていきたいと考えています(「憲法的視点とその実践」)。

全青司は、2020年2月に創立50年を迎えます。その歴史をふりかえれば、その時々で、市民のために必死に考え、行動してきたものと考えております。私達の過去・現在を多くの会員と共有し、未来を見つめ、さらに発展できるよう、「次の50年を展望」したいと考えております。

以上の活動の柱を通して、「一人一人の市民の幸福追求のために」事業を全力で行って参りたいと思います。