全国青年司法書士協議会 会長 石川 亮

平成30年3月4日、長良川国際会議場において開催された第51回定時総会で全国青年司法書士協議会の会長に就任いたしました石川亮と申します。

全国青年司法書士協議会(全青司)は、「市民の権利擁護および法制度の発展に努め、 もって社会正義の実現に寄与すること」を目的とする、全国の若手司法書士約2,600名で構成される団体です。

近年、テクノロジーは圧倒的なスピードで進化を続けており、社会を取り巻く環境は刻一刻と変わっています。このような一寸先も見えない時代においては、知らず知らずのうちに自分自身がどこかへ流されていく、もしくは自分に精一杯で他人を顧みることができないといった危険性を伴っています。

しかし、全青司は、いかなるときにも常にぶれない精神で、社会の弱者には権利擁護を図り、よりよい社会を求めて法制度の発展に務めて参りました。そして、今年度もぶれない精神で、社会の様々な問題に立ち向かって参ります。

課題は山積しています。生活保護基準の引下げ、LGBTを始めとする社会的少数者(マイノリティ)への不理解、労働者の過労死、多重債務者問題、沖縄の米軍基地問題など社会問題を数え上げればきりがありません。また、9条の改正を含んだ憲法改正発議、社会の変化に応じた民法の改正、AIの進歩に伴う不動産登記制度の改変などにも目を向けて研究をしていく必要があります。そしてまた、いつ何時どのような社会問題が出てくるかわかりませんが、全青司は、常に何事にも恐れず挑戦し、何事も貪欲に探究し、そして最後まで諦めずに実践し続けることによって社会正義の実現を目指していくことを約束いたします。